32才を振り返るゼ!
毎年恒例の「誕生日前日振り返りエントリ」、まさかの誕生日またぎになってしまった…。それほどまでに生活リズムが激変した32才だったと言えましょう。
祖母死去→結婚→退職→引越→転職 と、我ながらあらゆる節目を一年に詰め込んだ本厄の一年でした。川崎大師のご利益か、それらしいことはまったく起こらずに済んだのがなにより。ホントに。
9年間勤めたセンセイ業は、想像以上に自分にあった仕事だと今でも思っているし、ひいてはそう思わせてくれた元職場の学校は本当に素敵なところだった。いろんなことを学んだし、鍛えられたし、泣いたり笑ったりしてたなあ、と遠い昔のように思い返しています。
そして半年が経とうとしているコミュニティデザイン業は、まだつかめない部分の方がはるかに多いけど、日々学んで鍛えられて泣いたり笑ったりしてる。こと「縁活」プロジェクトは、ゴールがどこなのかもわからない(1学期終われば一区切り、という仕事じゃないからね)、まだ誰もやったことのない仕事でもあるわけで。一歩ずつ踏みしめて歩くしかあるまいに。
それにしても、どこの街に行っても最高にゆかいな仲間と出会える、というのはわたくしにとってなにより重要な恵みではないだろか。下北沢然り、三軒茶屋然り、横浜然り、ドボク界隈然り。大阪(というよりむしろ天王寺か)でも、もっとワクワクしたいもんです。
と、いう気負いをしれっと受け止める/受け流すダンナの人はすごいと思います。大阪における顔の広さに助けられることもしばしば。自分で言うのもなんだけど、わりかし最強なチームの予感。まだまだこれからやで!(中途半端な関西弁も覚えてきました)
祖母が亡くなりました
20日に祖母が突然亡くなりました。家にひとりでいた時に心筋梗塞をおこしたとのこと。「突然」とはいってもすでに87才でしたし、ひとりで逝ってしまったのは残念だけど、いつか来るタイミングではあったのかなあ、病院ではなく家でよかったかなあと思っています。
24日に、祖母の通夜および告別式などが無事終わりました。晩年はほとんど交友もなく、さみしいお葬式になるかと思いきや隣組のかたがたが全般に渡ってお手伝い&参列してくださったり、いとこのキッズたちがわいわいと初対面を果たしたりと、なかなかどうして賑やかな見送りになりました。FaceBookやTwitter、メールで暖かなお言葉を頂いたみなさまにも深く御礼もうしあげます。ありがとうございました。
そしてご心配いただいている結婚式の件ですが、さしあたり四十九日が終わるまでは延期をする事になりました。すでにお声がけをしていた結婚パーティ(大阪&東京)もおなじようなタイミングで行なえればと思っています。お手伝いをお願いをしていた方々、出席の連絡を頂いていた方々には大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご容赦をお願いいたします。(あらためて、個別にご連絡さしあげます)
まだ延期した日程は調整出来ていないのですが、来年の春先にできればと考えていますので、どうぞまたお誘いをさせてくださいませ。よろしくおねがいいたします。
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しかし、通夜から全部来てくれたよしながさんがすっかり「いい婿さん」として馴染んでいたので安心。「親族」という社会的な承認関係の頑健さを感じました。「妻(予定)の親の兄弟の子どもの娘」の3才児がよしながさんと遊んでる、とかさ。いいもんだ。ばあちゃんにはなよめ姿見せられなかったのは残念だけど、こうやってのんびりと親戚と一緒にいられたのはよかったかなあ、と思っています。
31才を振り返るゼ!
すでにはてな記法さえ忘れそうなご無沙汰ですが、10月13日恒例の一年振り返りを今年も。
しかし読み返すだに30才は壮絶な一年だったな…。前厄怖い。いやはや。本厄であるこの一年はうって変わって穏やかなものでした。厄除け祈願大事。来年も節分すぎたらちゃんと行こう。
おつきあいを初めて、ものの3ヶ月で結婚を決めるという勢いと、仕事の事情などあって一緒に暮らしはじめるのはまだまだ先、という両極端を年明けから行ったり来たりしてきたわけですが、不安や心配事の無い遠距離というのは悪くないものだと思った次第。勢い良く今年の4月から新生活という選択肢もあったのだろうけど、さまざまな支度をゆっくりできたのは結果オーライでありましょう。
結婚というのはまったくもって「ふたり」のものではないのだなあと、思わしむる一年でもありました。社会のしくみのひとつというか、人との関わりがあってこそ成り立つというか。現時点で、書類手続き的にはまだ一切なにもないのですが(おい)、4/1におおっぴらに(主にネット上で)お知らせした日がある意味記念日と言ってもいいと思う。もちろん親戚づきあいや、周囲の人々といったオフラインなつながりも含めての感慨ですが。
(それにしても、ネットにプライベートさらけだして暮らす、という選択をしてよかったなあとしみじみ。そうでなければ出合えなかったでひとが、だんなさまも含めてあまりに多すぎる)
そんな感じで、万事のろけ倒して過ごした31才でした。来たるべき32才は、周囲の環境がまるごとごっそり変わるので、もうちょっとシビアな面も見えてくるでしょう。いま近くにある様々の物事や、愛しいひとたちと物理的に離れてしまうことはかなり淋しいことですし。まあ、でも、この年にもなって、たくさんの選択肢からもう一度ものごとを選び直せるのはとても幸せなことだ。先のことはまったく未定ながらも、どきどきわくわくと過ごしたいものです。
そうそう、14,5年ぶりにプロ野球ファンに返り咲いてしまった事を書かずにはおれまい。一喜一憂してるひとを見るよりも一緒に騒ぐ方が楽しかろう、なんて軽い気持ちで甲子園に行ったのがまずかった。関西圏における猛虎魂の感染力を甘く見ていたとしか言い様がない。
さらに、「笑うと小沢くんに似てるので」という理由で(いや、一応見に行った2試合でヒーローインタビューだったし)、新井(弟)ことりょーたを推しメン認定してからというもの、アイドル扱いしてキャーキャー言って楽しんでいます。ただのファン最高!
というわけで、来シーズンは年齢と同じ数字を背負って甲子園に通うことも多くなりそうです。あらゆる方面で、ガッツポーズ決めまくりの1年になりますよう。
東京ゲートブリッジ&月島もんじゃ
大阪からの客人が見えるというので、わいわいと連れ立って東京ゲートブリッジへ。何度か仮設を見にきたりしていたけど、完成してからは実は初めて。バーベキュー日和というのもあって新木場からのバスはなかなかの混み具合だったし、老若男女さまざまな人がわいわいと歩道を歩いているのはなかなか不思議な感じ。みんな、実はドボク好きなんじゃない?
まあしかし、出来上がってしまったのを路上から見るとまあ普通の橋なのだな。怪獣みたい!と言われるトラス構造も上半分しか見えないし。てくてくと歩いて、継ぎ目の部分(鳶さんが手でボルト締めてたところ!)をじっくり眺めて満足。中防側に降りられるようになるとまた違うのかなー。まあおりたところで広大な埋め立て地なわけですが。
ぶらぶらとお散歩して、月島でもんじゃ!14名という大人数で途方に暮れたのもつかの間、ふらっと覗いたこぢんまりとした「かぶき」というお店がちょうど空いてて、実質貸切状態でわいわいと楽しく過ごす。いっぱい食べたなー。おかあさんひとりで切り盛りするようなお店だったのだけど、マヨもかつぶしもテーブルにない、しっかりとおだしの効いた生地でたいへんおいしかった。瓶ビールなのもいいじゃない。たっぷり居座ったわりにお会計も予想外のお安さだったので、これから月島行く時にはご贔屓にしたいところ。甘味も食べたかった!
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なんとなく帰りがたくて、隅田川までぶらぶらお散歩してから帰路につく。(まるで青春じゃないか!)お天気も良かったし、良い土曜日!
サカナクション "SAKANAQUARIUM2012 CITTA' ALIVE" at CLUB CITTA'
(アンコールでご機嫌の一郎くんが「みんなカメラで撮れよ!ツイッターでつぶやいちゃえよ!」と仰ったので。今日だけのスペシャル!)
10年ぶりのクラブチッタは降って沸いたサカナクション。最近ついった経由で譲っていただいてばかりである(ありがたいことだ)。半分以上が公式ファンサイト先行だったようで、タオル巻きキッズがほとんどで開演前から熱気十分。
ツアー初日なので、あまり詳しいことを言ってしまうのはアレなのだけど、本当に素晴らしいライヴだった。前回の幕張メッセからリリースがない中での突発ツアーなのでどうなることやらと思ってたけど、悔しいことに予想の斜め上。新旧の楽曲取りあわせつつも、まったくベスト的/懐古的な雰囲気がない不思議。ひとつのシークエンスが終わるたびに「わー」だの「ぎゃーっ!」だの大騒ぎ。
あと、やっぱり1000キャパくらいの会場はいいなあ。ハンドクラップで地鳴りがするようなメッセもそれはそれで楽しかったけど、後方ブロックで楽しく踊り倒すのにはこれくらいのサイズが一番いい。(別にお姿目に焼き付けねば!という好きさではないし)小箱とはいえ、照明部隊も相変わらず容赦なしでしたし。後方から伸びるレーザーがとても素敵だった。
楽曲のことに触れ出すとキリがないしネタバレにもなっちゃうのでひとつだけ。「ネイティブダンサー」のハンドクラップ、もうステージ上で誰も煽らないし、出音としてはなにひとつ鳴ってないんだけど、会場全体がきっちりあのリズムを叩き出すのがたまらなく好き。この曲以外にも、いろんなところでフロアへの信頼を感じる。そう思えるライヴはなんとも幸せだ(こないだの小沢くんにしてもそう)。
すっかり盛り上がって、キリンシティで飲んだビールも美味しくて、あとはなんとかしてzeppのチケットを見つけたいところ。あのセットが練られて帰ってくる姿を見たい。
Blue Monday
Twitterに断片をつぶやくばかりでライフログ気取りではいかん、と思い直してはてダ復活(と、仕切り直すのも何度目だろう)。しかしながら「一生に一度」のことが進行しつつあるのに、あとで読み返すものがなにもないのもなあと思うのでね。…といいつつあらゆる日は一生に一度なのでした。Everyday is Symphony!
そんなわけで本日は週末の余韻にひたる月曜。今週はほとんど予定がないので、積みっぱなしになってる本とかいろいろ片づけよう。勉強したいことはたくさんある。
とりあえずこの本の中身ちゃんと覚えたい。レシピ自体はまあ普通なんだけど、いろんな食材の下ごしらえ&保存方法がいっぱい乗ってる(白菜って冷凍しても良いのね!)夏が近づいてきたからか、最近らでぃっしゅぼーやがひどいのでちょっと対策がてら。前回は葉物野菜ばかり4種入ってたからさ…。
これならできる!! 毎日ラクチン! 作りおき+使いきりおかず
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田中家 / 楽町楽家
二日連続で町家にお邪魔する(昨日のお宅のお隣さん)。楽町楽家というイベントにあわせてのオープンハウス。ふつうに暮らしている町家に入れる機会ってそれほどないはずなのに、なんだか稀な二日間。
お邪魔したのは「田中家」さん。現役の町家としてはかなり有名な存在らしく、「美の壺」に出てたり、雑誌の表紙になったり、暮しの手帖の取材が来ていたりするようなところ。もともと大工の棟梁の自邸として作られたらしくかなり手が込んでいる。かつては土間だった水まわりを、いまの暮らしにあわせて床を上げた以外にはほとんどそのままなのだそう。構造上はいらない梁に、明かり取りの窓からこぼれる日差しがもうたまらん。ここの台所に住みたい。
「町家暮らし」って、漠然とした憧れとか、不便を工夫で乗り切るとか、ノスタルジーとか、そういうところでばっかり語られている気がするんだけど(外から見てるとなんとなく、ね)この二日でお邪魔したお宅はどちらもふつうに楽しく暮らしてた。思ってたより広いし。和風のつくりだからこその自由さもあるし。ちょっと見る目が変わりました。ダンメン以外にも見るところたくさん、京都の町。