大山顕の二ヶ月間ですごい写真を撮るワークショップ

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なんだかんだで初回からしっかり参加してる「すごい写真」ワークショップ、やればやるほどわからなくなっていくのがほんとうに面白い。それと、いつも違う顔ぶれの参加者の視点を受け取るもの。3サイクル目、1回目はいつもの街歩き。「好きではないものをしつこく撮り続ける」こと。

今回のわたくしは「装テン」を追いかける二時間半。序盤にたくさんあったのでそれにしたのだけど、街の雰囲気によってまるで遭遇率が変わるのにびっくり(具体的には、愛宕山のトンネルくぐってから圧倒的に減った)。しましま模様のが好き。あと、圧倒的にシャッター閉まってた。曜日の問題と、たぶん建物/業態の古さのせい。きょうみぶかい。

今までは、住宅地を軸にしてめぐることが多かったんだけど、今回のルートは意外性に溢れていて面白かった。浜松町から高層オフィス街(と、その開発に取り残された住宅)を抜けて西新橋、愛宕山のトンネルを抜けて神谷町。虎ノ門の再開発地域を抜けて、飯倉から東麻布、赤羽橋まで。道をひとつ渡るたびにぐるぐると風景が変わる。中途半端に知ってる街だからこその面白さもあったなあ。

プレゼンも大爆笑しつつ、考えさせられることも多く。今回はわりとみんな素直にモノ撮るかんじだったので、淡々と数があることの底力みたいなものを感じた。面白い。次回も楽しみ。

カルカルでやった1サイクルめの様子はこちらから。ちゃんと真面目にレポート書いた。