日産自動車エンジン工場ナイトツアー「夜の工場見学」

オトナげないオトナ、クイズに正解してGT-Rを手に入れる。

神奈川県観光協会主催の工場見学ツアーにいってきた。「夜の」と銘打たれてはいるものの、特に夜景にスポットを当てたツアーではありませんでした。そう、エンジン工場は昼夜関係なくうごいてるからね!

バスでぐるっと鍛造工場エリアをめぐる。車窓からスキマをのぞく&ライン動いてないんじゃつまらんよう、と思いつつ。今思えば、20:00からの夜シフトまでの時間合わせだったのね。創建当初から残るゲストルーム(当時は本社屋)で解説を聞いたり、お弁当食べたり。今秋発売される日産の電気自動車は、100%神奈川産らしい。へええ。

エンジン博物館を案内されたあと(もっとゆっくり見たかった!)組立工場をぐるりまわってきた。ラインが機械の手/ひとの手どちらによってか、ということに関わらず、コンベアに乗せられて進むひとつひとつの工程が確実にこなされて製品になっていくのに素直に感動した。いや、生産管理って意味ではすごく当たり前なんだけど。普段はユーザーとしての立場しかないので、そういう側面を全然意識してない自分がいることにも驚いた。

もちろん工場そのものの目指すところは生産性の向上なわけで。工場の中にある見学者用パネルはすべて、如何に効率良く間違いがないように作業ができるか、という改善を説明したものばかりだった。ビスを2本だけとり出す仕組みとか、微妙に径の違うワッシャを間違えないように組み付ける方法とか、いやすごい。こないだの鹿島製鉄所の時も思ったけど、モノが生まれる現場をちゃんと見るというのは大事だなあと思った。何度なく。

横浜まで戻ってきて、かるーくうちあげ。終電を気にしていそいそと帰る都内組をにんまりと眺める横浜組。ふっふっふ。