ひとまえで話すこと

先般ふたつ返事でほいほい引き受けて以来、わたくしの心の半分以上を占め続けていた講演がようやく終わった。ふだん自分がやっていることを、それを知りたがるひと200人の前でつらつらとしゃべる30分。ひごろ相手にするのが40人ひとかたまりのこどもなので、流石に1学年まるまる分の大人相手は緊張する。

しかしてプレッシャータイムを終えて、一緒に作戦練ってくれたすてきな営業さんとの祝杯が最高に美味しかった。(ガンダムカフェ、意外とお料理しっかりしてた!)終わってみればすごくたのしかったし、話すことは聞き手以上に自分の身になることなんだと思う、ほんとに。

最近「おらげんばのもんだでよぐわかんねけども」と人畜無害な顔で現れて、言いにくいことをばっさばさと言いまくる、という芸風が定着してきた気がするなー。ま、いいか。

前夜くらいからtwitter上で「よいスライドの作り方」が話題になってたけど、自分の作るものは「いかにちゃんと話を聞かせてメモを取らせるか」に注力してつくられてることに気が付いた。笑っちゃうほど授業用というか、大事なことを無意識にぼかしたつくりになってて、ポイントをメモらせる仕様になってる。学会とか事業プレゼンでおなじことやったらボコボコにされるだろーな。

しかし、おなじ対象を相手にしててなおかつ競合関係にない相手とはもっと仲良くしてもいいと思うんだよね。われわれどうがんばったって先細りが確定してる業界なんだから、みんなで幸せになりたい、とおもうのです。