大西ツル×Arazin at 反町NO BORDER

huili2008-06-05


ここ1年ばかり石田ショーキチバンドのドラムであるArazinこと荒川氏が、家のあまりに近くにあるライブバーで演るというので、仕事帰りにふらっと行ってみる。

ずっと気にはなっていたお店だったんだけど、あまりに敷居が高くて行けないまま早二年。ドキドキしながら行ったけど、やっぱりドキドキする空間でした。30人ばかりでぎう詰めの会場、全員が知り合い同士だったんじゃないかなぁ。でも、テーブルのお向かいさんとちょこちょこ話したりもできて、楽しかった。

大西ツルさんはマグノリアのギタリスト。普段はガシッと構築されたビート感溢れるレッツロックンロール!みたいのばっかり聴いてるので、彼のようにギターひとつであそこまでいろんな色をみせるライヴはとても新鮮でした。枯れてるけど、色鮮やか。前半4曲ばかりは歌もので、後半は荒川さんを呼び込んでのセッション的なステージでした。

個人的に、ジャムセッションってすごく好きなのよね。定まった形の曲をガシっと演るもちろん素敵なんだけど、 その場の雰囲気とアイコンタクトでどんどん変わっていく感じがたまらない。ジャムバンドってのは数あれど、結局フォーマットはある程度決まってるし。荒川さんのドラムは、鳴るべき場所に音を置いていくような几帳面さがとても好き。その上でうねるブルージーなギターがたまりませんでした。今度は、誰か誘ってまた行きたいなぁ。