OBLIVION BALL at 幕張メッセ


六本木から、寒風吹きすさぶ幕張へ。来月はもっと寒いんだろうなあ…。underworld祭りこと、 OBLIVION BALLへ。21:00オープンってすごい話だよな、よく考えると。

Simian Mobile Discoの少し前に到着。アンドリュー先生のダンスセットでふらふら踊りつつ、みんなで乾杯したり(ステージとDJブースが対面式でないのはちょっとかわいそうだったなあ。天下のAndrew Whetherhallを捕まえて、ただの転換DJ扱いですもの・笑)

で、アンダーワールド!どうもタイトルが覚えられないのと、あまりに踊りまくっていたので詳細なレポートを書けるほどではないのだけど、ほんとうにほんとうに楽しかった!

ひとつだけ書きのこしておくとすれば。Born Slippy Nuxx のはじまる前に、混雑したPA前フロアの視界が急にさあっとひらけて、 ステージ上のカール(きらきらマジシャンジャケット姿)がやたらよく見えたのです。メッセの2ブロックを横に使ってたんで、ずいぶんステージ近いのね、なんて彼らの姿を目で追っていたら、ふっとアイコンタクトを交わした(よな気がして)、途切れなく刻まれる低音のビートの上に、あの、視界がぶわっと開けるような、光のようなイントロが乗っかって。 ぞわぞわと鳥肌がたちました。なんだろうな、あのかんじ。

それまで暗かったフロアに、圧倒的な光量が広がったせいもあるだろうけど なんだか、ちょっと神々しささえ感じるような瞬間でした。 時代を掴んだ一曲ってやっぱりすごい(とかいうと語弊もあるのかしらね)。 しかしひさびさに人の汗でこたこたにされました。終演後、VIPパスを拾って大笑い。ある程度の関係者であろうに、パスを落とすほど踊り倒したのか、この人…。

テクノを長とするダンスミュージックって、今までそれほどしっかり聞いてこなかったのだけど、やっぱり「踊る」っていうヒトの原初からある衝動を焚き付ける音楽は、ものすごく大きな力がある。今回もそれをとても強く感じました。