020/100 チャーリー・ブラウン なぜなんだい?
チャーリー・ブラウンなぜなんだい? ともだちがおもい病気になったとき
- 作者: チャールズ M.シュルツ,Charles M. Schulz,細谷亮太
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1991/10/28
- メディア: 単行本
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いろいろ思うところあって、再読。深刻な病気に侵されてしまった友達を大事に思う気持ちと、周囲(クラスメイトや、いじめっ子や、家族でさえ!)の無理解との間に挟まれて、ライナスが思わずチャーリーにこぼしたことばがタイトルになった絵本。これ以上の問いかけは、ない。
いまの仕事はたくさんの人と継続的に接する仕事だから、いろんな人がいるわけで。自分の力だけではどうにもできない重荷を持っている人だって、それなりにいる。それに対して「このように接するべきだ」と正しいことをいうのはたやすいのだけど(ま、そんな本もたくさんある)それだけでうまくやれるわけではない、と思う。残念ながら。
結局は自分の身にひきつけて相手を想うことができるか、という想像力の問題なのだろ。その手助けになるんじゃないかな、という本です。ライナスの立場でも、ジャニスの立場でも。