Nagisa Music Festival day1

「音楽が好きならば、みんな無敵だ」

春のナギサは天気も良好、楽しい一日。お台場のど真ん中、駐車場が突然パーティ会場に。実は初渚だけど、これは企画だけで楽しいわ!フジ社屋を見上げながら踊ったり食べたり飲んだり食べたり。早めに基地を作ったので、みんなふらふらと好き放題(死者も多数)。先行両日券をとってもらったので、エントランスはふつかで3000円。ちょっと音響が豪華なピクニックじゃないか、これ。

きちんとアクトを観たのはふたつはん。クラムボンと卓球とこだま和文おやじ。並べると食い合わせ悪そうだ。
クラムボンは相当ひさしぶりだけど、しょっぱなが「パンと蜜をめしあがれ」で懐かしいったらない!低音がわりわり言っちゃうような音響だったのが無念だけど(太陽っていちばん大きいステージなんだけどなあ)5月発売のニューアルバムからの曲も取り混ぜてたっぷり楽しめました。最後の曲が「ミト、うたいまーす!」つって打ち込みのオケだけでハンドマイクぶん回して歌い出すので大爆笑。や、笑っていいよね?挙げ句の果てに「もっと髪伸ばしてボビー・ギレスピーみたいになります!」と宣言して終わるっつー。どうしたんだ、いったい。

いろんなひとが買ってくるごはんをつまみ食いして(今日のベストフードはカレー屋さんのカレーうどん。何杯買った?)フェスにつきもののエスニックなお店を冷やかしてセール品のふわふわスカートを買う。わーい。酔っぱらいを冷やかして、通りすがりのアクトに足を止めたり。どんな規模であれ、フェスって本当に自由な空間だ。

あっという間に夕暮れてきて卓球を見にゆく。というか、人がどっかから湧いてきたんでないかと思うくらいにごしゃごしゃと。せーまーいー。後ろの方で好き勝手にうやうやと踊る。

太陽が押し気味だったせいでこだま親父とちょっとかぶってしまったので、卓球に別れを告げて風へ。DJ+こだま親父っていう、超豪華カラオケスタイル。今日も親父は酔っぱらい過ぎ!なんであれできちんと吹けるんだろうか。不思議。トランペット以外にもエレキカリンバ(ピックアップ付いてる!)とかピアニカとか水笛(鳥の鳴き声だせるやつ)とかリコーダー的なものとか、やたら小道具の多いステージでした。ぴよぴよ水笛のイントロからLa Birds Rockってちょっと感激。

こだま親父はいつも酒に任せてワカモノに説教をするんだけど(去年のクリスマスイブには恋愛講義をしてた)、今日はなんだかおセンチで。やたらしんみりしたこともたくさん言ってたけど、アンコールの「明日、朝日が昇るように。 みんなの心のなかに、朝日が昇るように」 てひとことにがつんとやられる。「俺の音楽には言葉はないけど、なんか伝わるだろ?」ってのもさ。ズルいよ。不覚にもじーんと来て、今日のステージは終了。

明日はちょっとゆっくりめ、Special Othersが始まるまでに行って、あとはデリック・メイメイ先生に復讐を果たします(復讐って…)。リメンバー・シズオカー!