ONE NIGHT STAR / the ARROWS
そして 恋われることなくあるぼくら 焦がれるから
望めど 拒めど 恐れは募るばかり
ONE NIGHT STAR / the ARROWS
「僕達の真夜中のアンセム!」
視聴機の前に立って何気なく再生ボタンを押したら最後。10分弱でブチっと切れる視聴機マジックにもめげず、レジ前で30分しっかり聴き倒して、結局ふたりで二枚買う、という愛の傾けっぷり。「貸して?」とかないね、もう。非の打ち所がひとつもない!楽曲からパッケージまで、なにもかもが好みです。アロウズ恐るべし。リリースごとにこんなに好きになっていくバンドもひさしぶり。
イントロでのギターが入る瞬間にぶわっと視界が開ける感じとか、チクタク刻む打ち込みのリズムトラックとか、ギターのひずみ方とかアルペジオのキラキラっぷりとか、歌詞の韻の踏み方とメロディの組み合わせがぴったり合ってるところとか。GOOD!の音しか出ません。(c)いしわたり淳治
カップリングの曲もこずるいし、タイトルトラックのリミクスがしっかり入ってるし、ライヴテイクは10分もあるので延々リアレンジしてんのかと思ったら普通に2曲分はいってるし、25:00ってライヴの時刻までクレジットされてるし(UNITの深夜にアレだなんてずるすぎる!)。
こんな風に愛溢れるコンパイルのされかたを見ると、CDってメディアそのものの素敵さを思ってしまう。帯も名コピー。というかまさにそれしかない、といった感じ。ううん、こんなに誉めっぱなしでいいのかしら。今年中になんとしてもワンマンで観たい!