011/100 暮しの手帖 第4世紀26号

huili2007-01-25


暮らしの先の一歩手前に 飛び込んできた答案用紙
数字を埋めて手渡しをして 少し眠ればまた朝がくる!

暮らしの先の一歩手前 / HARCO

この曲にの朗読部分、ライヴでは暮らしの手帖の任意のページを開いて読む振りをしていたのでした。なつかしい。

エムカンあるいはカウブックスの松浦弥太郎氏が編集人になって最初の号。きちんと最新号を買って隅から隅まで読んだのは初めてじゃないかな。最近物事のよしあしにおいて「ていねいである」というのがウエイトを占めるようになってきたのだけど、この雑誌はまさにていねいなつくりでありました。

今回の商品テストは、GPSつきキッズケータイ。技術畑にいた人間としては、地下街とか屋外でGPSの精度が出ないのは、電波状況とは関係ないのでちょっと勘弁してやってくださいといいたいけれど、スタンスをはっきりとさせて意見を提出してるのは好ましい。どのページを繰ってもトーンがかわらないし。とても気分のいい雑誌です。

そして、目を見張ったのが「考えの整とん 佐藤雅彦」という新連載(新連載!)。毎月新聞と似たような、マサピコさんの生活からわいてくる新しい視点だとか、構造を解説したもの。またこういうテキストが読めるのは嬉しい。

こういう丁寧さを忘れないようにしたいので、チューナーがわりに定期購読しようかしらね。