シンクロの世界

同時代性、ということについて最近よく考える。

もともと「オンガクの趣味が合う人は、わりと他の趣味も合う(逆も真なり)」と思うことが多かったけど、この半年くらいで出会った人たちと話をしていると、ますますその傾向が強くてくらくらする。

マックユーザで、ほぼ日の熱心な読者で、オンガク好きで、本読みで、古本好きで、小沢健二で、森博嗣で、青春はconverseで、porterで、infobarで、ROJで、キャラメルで、わりと理屈派で、ロックで、好奇心の固まりで、「なにかやりたい」意思がとても強い。集団の母数に大きな差があるのに、キーワードのほとんどが論理和になっちゃうのはすごいだろ。世代でくくられる部分も多い気はするけど、職場の同期とか、大学の友達とかで、ここまで近い人はそうそういない。

これが特定のひとり、だったらそれこそ運命の人なのかもしれないけど、残念ながら(?)そうでもないのよね。生まれも育ちもまるでかすらない暮らしをしていたのに、「同じ台詞同じとき 思わず口にするよう」に交差している人が複数いるっていうのが面白い。似てる部分が多いからこそ、その人の似てない部分に興味があったり。仕事を始めてからというもの「古い人脈に引きこもり」みたいになってたので、このバックビートに乗っかって、また広がっていけたらいいな。