岸和田出張

huili2006-07-28


性教育の全国セミナ参加のため大阪へ。ま、女子校若手教員の通る道とでもいいますか。まあおんなのことして最低限の知識は必須事項としても、実際のところどういうスタンスで生徒と話をしたもんかしらと思う部分もあるので、勉強しに(いけばいいモノでもないと思うけど)。個人的な意見と言わねばならぬ事は微妙に違う気がするからね。

なんばから南海急行に乗り換えたところで、ホームに何か丸いものが。関空開校に合わせてできた特急ラピートですって。近距離特急ってなんか心踊るわー。窓まで円くてかわいい。
しかしジェンダーフリーだのフェミニストだの男女平等参画社会だのの言葉につきまとう違和感はなんなんだろうなあ。セミナの会場が芯の強そうなおばちゃんだらけなのも気にかかる。わたくしの個人的な感覚にもおばさまたちの活動にも、幾重にもバイアスがかかっていて正体がつかめない感じ。ジェンダー論にもセクシャルマイノリティ論議にも10代の出産についてもまだ自分の立場を表明できないなあ。まだ好き嫌いレベルとでも言うか。

講演で来たひとの本(お姫様とジェンダー―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門 (ちくま新書))も読んでみたけど、今までの自分にはない視点であるという以上のものはないなあ。という感じ方しかしないのもジェンダーに毒されている、と言われるのかも知れないけど。今日の内容の中では、パネルの参加者のひとりが言ってた「男らしく、女らしくって言葉は私は使いますよ、私にとってそれは自然なんだから」というところにだけ賛同、だなあ。

そんな小難しいことを考え終わったあとはホテルの人に訊いたおさかなや、いっこんでごはん。ああ、あたりです!お刺身も天ぷらもとても美味しい。岸和田の駅前でひるごはんをたべた旬茄(しゅんか)ていう漬け物屋も大当たりだったし。水茄子のおつけものと金山寺あえの地鶏焼が最高でした。