石田ショーキチ / slow starter circuit@shibuya o-nest

nestにいくぞーと思いつつ心の中ではすっかりwestを思い浮かべていて、会場前で少々動揺。いくらなんでも控えめすぎな会場設定じゃない?ひさびさに行ったら上のフロアが改装されておしゃれな雰囲気に。遅めに入ったら入り口までぱんぱんで慌てる。ここはかつての251みたいにフロアの中程に段差があって、人が溜まってしまうことを思い出して人垣をかき分けてフロア前方へ。あ、やっぱりガラガラじゃん。カミテ側の非常に見やすい場所にもかかわらず、全然人が詰まらないよい場所でした。快適。

しょっぱなからミラージュ。1曲目からそんなにオフマイクで大丈夫ですか石田さん、なんて見てたらアンコール時のMCで、いきなり感極まってしまっていたとのこと。確かにミラージュはグワっとこころを鷲づかみにされることの多い曲だけど(ステージのこっちはともかく、あっちも)それをぽろっと口にしてしまう氏に驚いた。なんでそんなに正直な!

1週間前に見た横浜からそのままツアーに出て、二本のライヴとたらふくのうまいもんを食べたせいか、ほんとうにバンドらしくなっていた。いい意味でギターもじゃもじゃくんとベースがりがりくんの態度がでかくなったというか。四人が対等にガチンコ勝負!というかんじ。

横浜ではちょい控えめだった(PAのバランスの問題だったのかしら?)コーラスも、ヴォーカルとサシでやり合うとてもよいバランスでした。石田氏の曲はいつでもコーラスとヴォーカルが均等に響くのがうつくしいからね。コスモゼロも聴きたかったなあ。あとは霧雨のツインギターね!これまではけして聴くことのできなかった、ふたつのギターがしっとりと絡むさまはうっとりでした。ほんとにこのバンドはおとこくさくてしょっぺえかんじが似合います。ええ。

ライヴハウス全体に魔法がかかったようになったのはやっぱり横浜だったかな、とも思うけど、旅回りを終えてチームらしくなった四人がほんとに素敵だった。2nd LAPではもっといいものが見られそうな気がします。たのしみ。

Mirage / Better Days / Day After Tomorrow /
Baby Baker Bittersweet / BLACK BIRD(新曲) / IT'S A NEW DAY. (新曲)
My Oldest Number / 水虎の涙 / Photograph
Cry / Summer Rain / 太陽道路 / Live+Drive /霧雨
encore : Monkey Magic(Godaigo) / Jet(Wings)
double encore : コスモゼロ(MoterWorks)