ノーベンバー / 堂島孝平

♪ 部屋中を暖めて 君を待ってる
 言葉を軽く はみ出す様な思いさ


25回目の霜月はまちがいなくこれまでの人生で一番ドラマチックな一ヶ月。あまりにも日々が濃密なので、都電イヴェントが今月だったなんて思えないくらい。あん時はまだ引越も恋心もなにもかもふわふわしてた。ちょっとしたきっかけ(たぶんあのミラクル物件のせいだ)であらゆることが転がり始めたと言える。

それにしても冗談かと思うくらいの展開の早さは、ハチクロ一気読みの御利益でしょうか(みごとな反面教師として・笑)。もうちょっと一方通行の想いでソワソワしたかった、というのはゼイタクってもんで。12月はいろんな意味で新しい生活がはじまるので、師走効果以上に浮き足だった月になりそうです。