なしを剥く

このなし食べて元気出せって、このなし食べて元気だせってね。


「賞味期限が切れた豆腐があるので、麻婆豆腐を作ろうと思うのだが如何か」と誘われてごはんを食べに行く(そんな誘い方はないと思う)。ニンニクの芽を入れたトリ野菜炒めはなかなか上出来。だけど丸美屋の麻婆の素で失敗する人はじめて見ましたから!失敗パタンとしてあり得るのは「水を入れすぎて固まらない」くらいだと思っていたのに、なんで不味くなるのか不明。責任を取って全部食べていただくことにして、デザートになしを剥く。

丸のまま果物の皮を剥くのもずいぶんうまくなった。小学生のころ半分に割るつもりで手のひらをえぐって以来、ちょっと苦手にしていたんだけど、毎年なしの季節に集中して練習をつづけた成果があらわれてきたか。なしは剥くときのさりさりとした感触がよいのよね。水気の多い果物はしあわせだ。なんてうっとりしてると剥いている端から消えていくので結局三個も剥く。なしは正真正銘季節の果物なので、時期を逃さないようにしないと(でも食べ過ぎだろう!)