033/100 アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

Tomorrow's Song秋のディラン祭りを受けて再読。結局文庫で買いなおしてしまいました。往復3時間通学をしてたころ=一番濫読っぷりが激しい頃に読んだので、気持ちいいくらいにストーリーのキモを忘れてました。がっかりしつつ、ちょっと嬉しかったりもして。ああ、そうか、そうだよね。これを映画化したんだものね。見に行かなくちゃいけないや。うん。

映画化を受けてのオビに、ちゃんとEssencial of Bob Dylanの広告が載っていてニヤリ。ま、映画の主題歌だから、営業的には当然なんだけど、こういう気の利いた仕掛けは好きです。

今回はもちろんディランを聴きつつ読んでいたのですが、前回読んだ時に"Blowing The Wind"という活字から想起されていたのは、じつはPeter, Paul and Maryが歌うほうだったことに気づいて愕然としました。三声で鳴ってたもん。神さま、チがウ人!