日本ロック写真史 at 原宿LapnetShip

■日本ロック写真史 at 原宿LapnetShip
出品：伊島薫、井出情児、ヒロ伊藤、追水正一、鋤田正義、平間至、三浦憲治、ハービー・山口

ASHの前に、ちょいと寄り道していってきました。しかし、竹下通りから明治通りをぬけて渋谷タワレコに抜けるまでの道のり、あんなにひとがたくさん歩いているのに、ワタクシの心をつかむお店はほっとんどないのなー。AIGLEでキャンプ装備をちらりと見たくらい。ううむ。

さて、これは日本のロックを撮り続けた8人の写真家の展覧会。それこそ、永ちゃんからコーネリまで。ティンパン・アレイとかはっぴいえんどとか、そのあたりの人たちもたくさん。もはや歴史的資料、だなあ、これ。年代の新しいところではハービーさんのTHE BOOMとかミスチルとか、平間さんのブルハはがっちり記憶の中に残ってました。子供ばんど時代のとーべんさんと、ローザ・ルクセンブルグ時代の三原さんにお目にかかれたのもよかった。わっかーい！

個人的には、1974年に日本初のロックイベントとして開催された郡山ワンステップ・フェスティバルの記録写真にびっくり。
あの開成山公園に野外ステージ組んで、はちみつぱいだの四人囃子だのサディスティックミカバンドだのジュリー(!)が出演。34年前の郡山はそんなにアツいところだったのか。当時の熱や今いずこ。いまとなってはこの公園、24時間テレビの福島中継所でしかないのに。

この展覧会の元になった写真集、ちょっと高いけど、まさにロック史としてはよさそう。きちんとライナー的なテキストがついてたら、買っちゃうかもしれないです。

展覧会は8/9まで。あまり規模の大きなものではないので、原宿まで行く用事があれば、是非どうぞ。