クロノス・ジョウンターの伝説 (ソノラマ文庫)

クロノス・ジョウンターの伝説 (ソノラマ文庫)

クロノス・ジョウンターの伝説 (ソノラマ文庫)

原作と芝居をそれぞれに楽しみたいので、先に本を読むことにした。話の筋がわかったからってつまらなくなるような事はないもんね。

「吹原和彦の軌跡」…ああ、こんなに切ないタイムトラベルものがこれまでにあったかしら。愛する人のために時を超えて歴史を変える、というとまるで「異説・銀河旋律」なのだけど、このやるせなさはなんだろう。これを菅野さんが演るのかと思うと、それだけで身震いがする(そしてたぶん、今の自分の想像を軽く飛び越えた芝居になってるんだろうとも思う)。

つづく「布川輝良の軌跡」にも涙。クロノス・ジョウンターはなんて残酷な機械なんだ、と思ったばっかりだったからさ。

もったいないのであと二作は後で読むことにする。ふえー。横浜公演にいくのはすでに確定なのだけど、ちょっと待てないかもしれん。東京公演のはやいうちに見ておきたい。