チャーリーとチョコレート工場

夏の終わりから心待ちにしていた チャーリーとチョコレート工場 へ!昼過ぎに待ち合わせたのに、のんびりごはんを食べたりしてるうちに見る予定だった15:00の回が満席に。最近は座席予約のできるシネコンばっかり行っていたのでつい油断してしまった。とりあえず18:00からのチケットを取って、渋谷の街をぷらぷらとパトロールアロウズでかもめ(だと思うけど)のピアスを買う。

あっという間に疲れてしまって下北に行くことにする。下北だってずいぶんと久しぶりなのだけど。靴を探しながら南口をぐーっと下って、五叉路のカフェで一休み。半径10m以内で仕事をしているであろう人を呼びつけて旧交を温める。ひところは毎週一緒だったのに、ここのところ10ヶ月は会ってない。忙しくなってしまったものです。

ひさびさにあるく下北はずいぶんと店が入れ替わってしまったなあ。北口は二年くらい前から新しいビルが建ったりして、けっこう変化が見えていたんだけど、南口もテナント募集の看板が出たり見知らぬカフェが増えたりして、風景が変わってきた。54号線が通ったらもっともっと変わってしまうんだろうなあ。STSKのバッヂをふたつばかり買う。むーん。

で、渋谷に戻ってチャーリー、じゃなくてウォンカ!白塗りのジョニー・デップにこれ以上ない愛を注ぐワタクシですが、思っていた以上に奇妙で、ねじれた、でもあったかいお話でした。ああ、ワタクシがそこにいたならあなたにそんな引きつった笑いをさせないのに!独特のテンポに乗れるか否かで評価がまるっと変わりそうな映画。有名な映画の引用もバカみたいにわかりやすいし。ちょっとオースティン・パワーズを思い出しました。

それにしてもナッツルームのダンス曲がツボ過ぎてたまらん。ウォンカのテーマソングも頭から離れない。ティム・バートンの映画は「そこから向こうがない」感じがいつも不思議。たとえ東京だのニューヨークだの、という地名が出てきたって、チョコレート工場のあるあの街、チャーリーの家の先は吹雪にくすんで何も見えない。シザー・ハンズでも同じような感覚があって、小さい頃けっこう怖がった記憶があるなあ。

あ、劇場限定グッズの「ウォンカステッキボールペン」売っているところを見つけた人はぜひ確保を。なぜかあれだけ売ってなかったのです、くすん。