世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ

あなたのために歌うのが これほど怖いものだとは
だけど僕ら確かめあう
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんてなかったかのように 歌いだすんだぜ

♪世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ / サンボマスター

イベントの出来不出来にかかわらずのことだけど。客出しをして、大物の片づけを終えて人が減って、さっきまでの歓声が嘘のような空間になった会場で、ごく近しいひとと「やあ、終わったねえ」なんて言いながら、ケーブルを巻いたりする時間が一番好き。うん、楽しかった。

文化祭も明日の全校片づけを残してつつがなく終了。大量のお小言を浴びるのはもうちょっと先のことなので、ひとまずは大禍なく終わったことに感謝するのみ。今日は昨日よりも人の流れが穏やかだったのかな。入試相談の方は前日通りてんてこまいだったけど、情報科企画もほどよい混み具合。

後夜祭は二日前にあれだけぶち切れたせいもあってかなかなかスムーズに進行。例によってノー打ち合わせ(!)だったので,
DVのキュー出しをミスったのが個人的に悔やまれるところ。しかし高三の有志発表はクオリティが高かったなあ。他の学年はわりと楽しく踊ったり、とかそういうレベルなのだけど、高三ともなると寸劇仕立てだったり、この六年間の思いの丈を語ったりするのでかなり涙腺を刺激する。凛々しい系の子が、学ラン姿でNO MORE CRY/D-51をきっちりハモって踊りこなすなんて素敵じゃない?

今年は中野独人氏(などいない!)からお手紙を頂いたり、二団体がマイアヒ〜♪で踊ったり、アキバカンペー風のコントがあったり、どうもヲタ及びその周辺ブームで苦笑い。しかしラストにエアギター&エアドラム&ほうきベースでサンボを歌うのはたまらんわー。たしかに青臭いけど、彼女たちはそれを真顔でやる度胸と若さがあるからね。正直かなりうらやましいわ。

先輩に花束を渡してぐちゃぐちゃに泣いている生徒をさっさと帰して、教員での校長賞選考。これが三時間ばかりかかるという惨事。22:30を過ぎてようやく終了したのだけど、わたくし新館に荷物起きっぱなしなんですけども…。ケータイと財布は職員室にあったので、しょうがなく手ぶらで帰る。とほー。