元気くん
週末の北海道行き、いとこの結婚式にかこつけた家族旅行だったのですが（ちゃんとまとめておかなくちゃなあ）まずはキュートなこいつの話。元気くんといいます。
父親の同級生が十勝石の工房をやっているというので、上士幌までぶらぶらと行ったのです。たまたま工房のホームページを見つけたのが何年か前で、そして高校卒業以来40年ぶりの再会だったそうで。母親のすがたを見て「あれ、まつださん!?」と動揺してるのが面白すぎた（両親は小中高の同級生）。「まあ、仲いいのは知ってたけどな」だって。ほろ苦いなあ…。さらに妹さんが叔父と同じ部活だったりとか。小さな街ってすごいなー。
で、工房兼お店を見せていただいたのですが、あらゆるものがかわいいのなんの！いわゆるアートな大作（カンパネルラがもってた「黒曜石の星座地図」とかすごい）とか、気軽につけられるアクセサリの類いも。さんざん悩んで、ひとつひとつ表情の違う「元気くん」をひとり連れ帰ってきました。カード立てにもなる働きもの。まっくろくろすけに似て蝶なこやつら、結婚式の引出物にしたらいいだろうなあ。いつも心にスマイルを。…なんて思ってたらやっぱりそういうニーズもあるみたい。うーん、頼みたいものです（ダブルミーニング）。
この十勝石、石器時代にナイフとしても使われていた黒曜石なのですが、そもそもの創作のきっかけが「小さい頃、畑を丁寧に掘ると鏃が出てきたんですよ」というのにびっくり。父親に訊いたら「確かに出てきたわ」とのこと。足寄、奥深い…。そうか、化石博物館も出来てたしなぁ。
とても素敵なお店だったのですが、なかなか行きづらいところでもあるのよね…。帯広から阿寒、あるいは旭川に抜けるついでにぜひどうぞ。
